ヨシポンの情報源


パソコンが僕の人生を変えたページ

(60)碇年(定年)
いまや人生は「80年時代」
大学卒業から定年を迎える60歳までの総労働時間と、退職後80歳までの睡眠を除いた自由時間はともに10万時間だそうです。
肩書きはなくなり、体力も落ちる老後。

 が「今」そして「これから」の人生の後半戦を自分と向き合い、自己実現をしなければならないのは皆同じなのではないでしょうか。
こんな60歳以降の後半戦を「老人力」の時代という表現を使い、「老人」と「力」、対照的な両者を結び付けてマイナスをプラスに転換した発想を提唱した、作家「赤瀬川源平」氏の「老人力」がひそかにブームになっています。

 そもそも老人になるというのが、小、中、高、と学校に行って、足りない人は大にも行くが、その間アルバイトをしたり、人によっては、結婚したり離婚したり、倒産したり、夜逃げしたり、うまくいったとしても糖尿病になったり、肝硬変になったり、地域社会に貢献したり、とにかくありとあらゆる苦労の末にヤットなるのが老人なのです。

 社会に出て働き、一家を成して壮年時代を迎え、油の乗った熟年時代をすごして、定年時代を迎えたのです。
あ、老人か、なるほど、カッコいいなぁとかいって、5万円払って老人になる、というわけにはいかないのです。
そういう貴重な得がたい老人力なのですけれど、どうしても「ちょっと暗いイメージ」があるのです。

 老人力の特徴としては物を忘れる、体力を弱める、足取りがおぼつかなくなる、視力、聴力の衰え、物語の繰り返し、など等いろいろあるのはやむをえないのです。

 「忘れました」の塩川財務大臣のように、やっぱり人間は少しボケなきゃいけないのだそうです。バカ正直、笑いがない、笑うといえば嘲笑しかできない、一滴のボケがない、昨今の人間はパソコンにもファジー理論があるように、人間よ老人力を抱けなのです。

 幸いなことに、歳をとると人間には"老人力"がついてくるのです。老人力がつくとどうしても理論を支える力が抜けていき、「まあいっか・・・・」という気持ちになってくるのです。

 これからの日本は、老人力あふれる高齢化社会になるわけです。
自分にいらないものは捨てて、スリムになって、どんどん忘却力をつけて、宵越しのストレスを持たず、良く睡眠をとり、趣味の仕事を楽しくすることが求められてくるのです。
"要らない"老人ではなく、"要る"老人になるべく努力をする喜びを持ちたいものです。                                   
 赤瀬川さんは"江戸っ子老人力"を持とう!!         
これがいいのだそうです。

 高齢者とはいえ、やはり収入がいるので、働いています。
これからはこうじゃないと世の中まずいのです。
いわゆる労働とは違った健康で生きられる労働が必要なのです。

 働いているけれど、それが収入の為ではない。趣味の働きなのです。
今の世の中、高齢者を労働力として営利に使おうと考えるのが、現状です。
世の中とはそういうものだ。あらかじめそう考えざるを得ないこと多々あるのです。
しかしこれからは違うのです。
少なくともぼくの頭の中には、"稼ぐ労働"とはまた別の"趣味の労働"のイメージが点灯しているのです。

 "たけし"じゃないけれど、人間好きなことをしていれば、疲れないし、飽きないのです。
老人力を武器にして頑張れるのです。
趣味の仕事をすること。
こんな高齢者の仕事を創造してほしいのです。今それを求めて探索中です。

 人間の生きがいって、こんな事にあるのではないでしょうか。
老人力。ガンバロウ、がんばろう,頑張ろう!!です。
02/03/10 





トップへ
トップへ
戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ



ヨシポンの情報源
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送