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(77)老人学講座での話
02/05/23
ある絵本「ああどうしようのスズメさん」

もの心ついたときから心配性のスズメがいた。
空を飛ぶこと,暗闇のこと,何もかも不安で心配でたまらない。
これから起きる出来事の成り行きを悪く悪く考えてしまう。
子供にも大人にも,そういう人はいる。
いま、そのときを楽しめない。
特に,初めての体験を前にすると,まだ始まってもいないうちから「ああどうしよう」と思い悩んでしまうのだ。
結果といえば,よいときもあれば悪い時もある。たいていの場合は思い通りにはならない。
予想は覆される。だから,悪い悪いと思い込みながらことに望めば,案外よい結果が出ることもある。
しかし,頭の片隅でちらりとでも安心のサインを送ったら最後,みじめな現実が待っている場合も少なくない。
大切なのは「思いわずらうな」ということなのだろう。
空を飛ぶ鳥は思いわずらわない。
キリスト教の精神からいえば,すべての運命を創造主に委ねているからだ。
人間と神の創造物であるならば,まだ始まっていない未来を思いわずらう必要はないと「聖書」は教えている。
そうした「思いわずらわない」はずの空を飛ぶスズメの一羽が「ああどうしよう!」と,いつも思いわずらっているところに,この話のユーモアがある。
バックにしのばせて歩きたいような絵本だというお話。





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