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(87)早春賦
”寒いのがましと夏に言ったよね”
でも、冬あきました。

ラジオを聴いていたら、「早春賦」が流れてきた。
「春るは名のみの、風の寒さや」、と歌いだすこの歌は、四季の色彩と変化に富む日本に暮らす人々の、心の琴線に訴えかける美しい抒情性にあふれていて、一月から二月にリクエストが多いそうだ。
まもなく立春だというのに、天気予報の画面では、かわゆい雪だるまがあちらこちらに登場している。
北海道や東北、それに北陸などは、これからもまだまだ雪に埋もれる厳しい季節が続くようだ。

実はこの「早春賦」春の到来とともに燃え上がる、、、、つまり恋の歌だそうだ。
そんな理解で、ある女性に得々と話した、「ほんとうに春の到来が待ち遠しいものだ」と告げると、「先生のような年の人でもそんな気持ちになりますか?」と失礼なことをいう。
人を恋する心はいくつになっても変わらず、灰になるまで持ち続けるものだ、とわが信念をあらためて告げると、くだんの女性は「ハイハイ」とうなづきながら、コートの襟を立てて出て行き、入れ替わりに一陣の冷たい風が吹き込んできた。
春はまだしばらく先のようだ。
03-02 





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