ヨシポンの情報源


パソコンが僕の人生を変えた(2)

(12)パソコンで何するの
今の時代、「デジタル」という言葉を多く目にします。
テレビのデジタル放送やDVD、光ファイバーの普及に伴い、本格的なユビキタス社会に入っていきそうです。数年前、盛んに「IT、IT」と言われていた時、「デジタルデバイド」という言葉をよく耳にしまた。
日本語では「情報格差」と訳されていましたが、パソコンなどのデジタル機器を使える人と使えない人との格差ができ、パソコンが使えないと生きていけないというイメージまで与えました。

IT講習会が全国で行われ、パソコンの売上も過去最高となりました。
あれから数年、情報格差はどうなったのでしょう。パソコンが使える人は増えましたが、上手に使える人とそうでない人との差はますます広がっています。これから考えなければならないのは、「使える人と使えない人」ではなく、「活かせる人と活かせない人」ということではないでしょうか。個人の場合でも、パソコンと出会うことによって、新たな楽しみや生きがいを見つけた人がいます。一方で、メールぐらいにしか使わず、度々起こるトラブルにイライラしてる人もいるでしょう。
その違いはどこにあるのでしょうか?

まな板と包丁、鍋にコンロがあっても、おいしい料理を作る人とそうでない人がいます。さらに、楽しい食卓とそうでない食卓もあるでしょう。同じ道具を持っていても、どのように使ってどのような結果を出すかは、その人の考え方次第で違ってきます。パソコンも使い方次第なのですが、どのように使えばいいかということは、残念ながら分かりません。
そんなこと自分で考えれば!とお思いでしょうが、そこがなかなかなのです。

IT講習会ではキーボードやマウスの使い方は教えてくれても、考え方「HOW」は教えてくれませんでした。デジタル社会がどういう社会になるのか、どこまでを受け入れればいいのか、どのように活かしていけばいいのかなどのことは教えませんでした。行政にありがちな形だけ作って中身がない(意味がない?)というものになってしまいました。

多くのパソコン教室も同じです。SSMは違いました。「間違いない!」です。簡単に結果のでるハガキやカレンダー、デジカメなどは教えても、パソコンの正しい使い方(例えば、ウイルス対策&設定)、ファイル管理やデータベースについては教えません。

お客さん(生徒さん)にとって、見映えのいいこと耳障りのいいことばかりでした。少し難しくても、わかりにくくても、必要なことは教えなければならなかったのですが、そこの部分は置き去りにされています。

「パソコンで何をしたいですか?」
この質問にはっきり答えられる人はあまり多くありません。
「今どきパソコンぐらい出来ないとね」とこの程度の答えです。
「パソコンで何をしたいですか?」こう質問すると、「パソコンで何が出来るんですか?」(何が出来るかわからずにパソコンを買ったんですか)
「とりあえずメールとインターネットが出来ればいいんですが。」
(メールとインターネットのために20万円の買い物ですか)

ここ数年のパソコンを取り巻く環境を見れば無理もないことでしょう。
ITブームばかりが先走りをしてしまって、「とりあえずパソコン・・」という人も多かったと思います。あれから3年が経ち、デジタルという言葉が再び脚光を浴びています。2台目に買い替える人もいらっしゃることでしょう。
そして、そろそろ皆さんが気が付き始めています。第二ステージ

「パソコンってきちんとやらないとダメなんだ」ということに。
基礎をしっかり学習した後は、パソコンで何が出来るのか、どう使ったらどうなるのかということについて、考えてもいいのです。これからは、ここがテーマになってくると思います。

今では、計算や事務処理だけでなく、絵を書いたり、デザインをしたり、日記や画像の編集、ホームページまで出来るようになりましたので、必ずしも仕事上の作業ばかりがパソコンのメリットではなくなってきました。パソコンを使って出来ることを知れば、いろいろなことが出来るのです。使い回せば使い回すほど、パソコンを使うメリットは出てくるのです。

パソコンで何が出来るのか、どう使えばどうなるのか、ということに全て集約されてきます。多くの人?が「わからないので、教えてください!」なのです。デジタル時代において、パソコン上手は生き方上手につながる道ということは分かっているのですが。

新生MMS(MAMA)の新しいテーマの一つとして
「私はこんなふうにパソコンを使っています」というテーマを取り上げたらと思っています。

光が丘のよしお
04-4-2





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