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とても参考になるので、掲載させてもらいました
◆ 連載コラム お得だネット#6 ◆ 緊急企画:セキュリティについて
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今月のテーマ
・WindowsUpdateをやらなかった理由
WindowsUpdate(ウィンドウズアップデート)って知ってますか?
知らない人がたくさんいるマイクロソフトのサポートサービスの名前です。
パソコンは様々な利用形態があるし、いろんなプログラムを動かしたりするのでどんなOSもアプリケーションも実際に使ってみて初めてわかる欠陥があります。
これを完全に無くすことは不可能ですが、作成したメーカーは常にその欠陥の修理を行っています。
そして欠陥をなおしたプログラムはインターネットなどから入手できます。
Windowsを開発・販売しているマイクロソフト社もそうしたソフトメーカーのひとつです。
他社同様に製品に欠陥もあれば、その対応サポートもしてくれます。
WindowsUpdateという無料サービスは、欠陥の見つかったプログラムの修正を簡単にできる便利なサービスです。
先月「MSブラスト」というウィルスが世界中で拡がりました。
このウィルスはWindowsOSの欠陥を悪用していました。
あらかじめWindowsUpdateを行っていれば感染しないで済むことができました。
ところが何百万台ものパソコンが感染してしまいました。
それらのパソコンはWindowsUpdateを行っていなかったからです。
感染したパソコンの所有者は、なぜやらなかったのでしょうか。
このコラムで初めてWindowsUpdateを知る人がいるように知らない人がたくさんいるのです。
なぜ知らないのか?
その存在と存在意義はアピールするほどにWindowsの欠陥を誇示することになるからです。
製品カタログでもコマーシャルでも、先進的な機能を紹介しても、こまめにWindowsUpdateをチェックしましょうとは言いません。
そこでマイクロソフト社では、WindowsXpでは自動で更新を行ってくれる機 能を追加しましたが、Xp以前のOSを使っている何億人もの人は自分でWindowsUpdateをする必要があります。
もし、お使いのWindowsがWindowsXpでない方は、すぐにWindowsUpdateを行われることをお勧めいたします。
ウィルス対策ソフトをインストールしているから安心というのも間違いです。
今回のMSブラストはそれらのソフトが入っていても、WindowsUpdateをしていないPCは感染しているのです。
メーカーの欠陥なのに、なぜ自分で更新しなければいけないのだと不満に思われる方もいるかもしれませんが、空巣防止に鍵を2重にするのと同じようなものだと考えて定期的にWindowsUpdateするようにしましょう。
■WindowsUpdateはここから。
http://windowsupdate.microsoft.com
■重要
使用しているパソコンにインストールされているマイクロソフト製品以外のソフト(ウィルス対策ソフト等)が原因でWindowsUpdateが正常に行えない場合があります。
以下のページで妨げとなるソフトが自分のパソコンに入っていないか確認してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;241234 |
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