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(129)梅はその日の難逃れ
湯島天神は、いわずと知れた学問の神様、菅原道真を祭る。
境内には約300本の梅ノ木がある。
道真はよほど梅好きだったのだろう。五歳のときに

うつくしや紅の色なる梅の花
 あこが顔にもつけたくぞある

と詠い、11歳で月に照らされて光る白梅とその香りを漢詩に詠んでいる。
最も有名なのは901年、九州の大宰府にたつ時に詠んだ和歌。

東風吹かば匂いおこせよ梅の花
 あるじなしとて春な忘れそ

主を追って大宰府まで飛んでいったという飛び梅は、今も大宰府天満宮のご神木となっており、約6000本あるうめのきのうち、
毎年一番早く咲く。そんな不思議も相まって、飛び梅伝説は長く語り継がれてきたそうだ。
日本に伝わったのは奈良時代前記ではないかといわれているが、7世紀初め、遣隋使として中国に渡った小野妹子が持ち帰ったのが初めと言われている。
先ず観賞用として広まり、後に殺菌作用や疲労回復に効くとして、疫病の流行時や、戦に出る兵たちの必需品となった。
室町から戦国時代には兵の息切れを抑えるためなどに使われ、江戸時代に入ってようやく庶民にも広まった。
明治期には、全国的に流行したコレラや赤痢の治療にも用いられたという。
「梅はその日の難逃れ」ということわざは、朝梅干を食べると、一日元気に過ごせると言う意味。
旅館で朝、梅干が出るのは、この名残だという。

梅の名所は全国的に数多いが、関東ではスケールなら群馬県安中市の秋間梅林、東京都青梅市の吉野梅郷、関西では和歌山県南部川村の南部梅林、奈良の月ヶ瀬梅渓がある。
天然記念物は五ヶ所。中でも鹿児島県東郷町の臥両竜梅(がりょうばい)は、日本最大で樹齢千余年といわれ、根回り1・8bもある壮大なものだ。
室町時代、人は梅の五枚の花びら一つ一つに福を託した。
寿・徳・無病・天命・富。
「梅の花は、桜のように遠くから眺めるのではなく、近づいて花びらまでじっと見つめるのだそうです。
その強さと香りを、しっかりと味わうものだ。
梅には「春告草」と言う別名もある。
「申年の梅は縁起がいい」とも言われている。
旅館で朝、梅干が出ない時代になってきたのは寂しいと思うのは、年のせいですかね。
04-1-31





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