ヨシポンの情報源


インターネットのFAQ

06-3-14 【検索の達人になる(10)】
 情報の信憑性

私が初めてオリンピック中継を体験したのは小学生の頃。1960年開催の「第17回ローマオリンピック」です。裸足のアベベがマラソンで優勝した大会と言った方がわかりやすいかもしれません。もちろんテレビ中継などはなく、ローマからの実況音声を短波受信機で受け取り、それをNHK第一ラジオで全国に流す方式でした。中継の音声が強くなったり弱くなったりしたましたが、これは、電離層と地表の間を何回も往復する短波の特徴そのものでした。我が家では、家族全員、ラジオからの途切れ途切れの音声に耳がジャンボ化していました。2〜3日後、空輸された実況フィルムがテレビのニュースなどで登場することになりますが、テレビが貴重品の時代だったので、近所の床屋さんの神棚に備え付けられているテレビを立ち見しながら、再度、感激するといった具合でした。

そして、現代。お茶の間にいながら、ほぼリアルタイムで世界中の情報に触れることが可能です。しかも、情報を仲介する媒体にケータイやインターネットなどが加わり、いつでもどこでも最新情報を得ることができるので、ローマオリンピックの時のような耳のジャンボ化は必要ありません。ただし、コチラが望んでいない情報まで強制的に押し寄せてくるので、時には耳や目を塞がなくてはならないこともありますね。つまり情報過多。

中でもインターネット上の情報は、確かな裏付けがあるモノと、そうでないモノがあるので要注意です。「誰でも情報の発信者になることができる」のがインターネットの良いところではあるのですが、その分、インチキ情報や憶測情報も満載であることに注意したいものです。便利は不便、情報に振り回されたくないですね。「真贋」を見極めるには「心眼」を鍛えるしかないのかもしれません。
 


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