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公孫樹の日記

2003年12月16日
最近、NHK衛星放送での小津安二郎監督作品、「秋日和」「東京物語」「お茶漬けの味」映画が連続放映されている。
今この日本の映画の「名匠」にあらためて光が当てられている。
ちなみに「名匠」とは松竹宣伝部が小津作品だけに冠した称号だそうだ。
昭和日本の穏やかな家庭生活、そこにゆったり流れる時間、端正で品位を失わぬ登場人物、それられ全体をつつむあたたかな情感。
「豆腐屋は豆腐しか作らない。せいぜい作ってもがんぼどきだ」という言葉の小津安二郎。
冷やっこも湯豆腐も、すき焼きの中の豆腐も豆腐は豆腐。
小津作品はくり返し、くり返し似たテーマを見る人に問いかけた。
父と娘、夫婦、義父と嫁・・・家族のきずなと心情を見つめた。
静かに、低い位置のカメラが画き出す映像世界が魅力なのかもしれない。
「考え込むような問題が交じると、言語的な活動が増えて左脳が働き、右脳の活性度が低下する」
「なんでもない日常」に触れると右脳が活発になることに通じるのかもしれない。

<おすすめホームページ>
      豆腐屋





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