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(83)英数は半角で使う
 日本語入力モードというものがあります。
画面右下に表示されている日本語ツールバーの中にある「あ」と表示されているところがそうですね。
この「あ」と表示されているところをマウスでクリックすると、「ひらがな、全角カタカナ、全角英数、半角カタカナ、半角英数、直接入力」と6つのモードが選べるようになっています。

いろいろな文字が入力出来るようになっています。便利ですね。
はて、・・・本当に便利でしょうか。

こんなにたくさんはいらないんですね。
「ひらがな」と「直接入力」だけあれば十分なんです。
「ひらがな」は日本語を入力するという意味だと解釈してください。
変換すれば、漢字にもカタカナにもできます。
カタカナばかりをたくさん打つなんてことはありませんね。
昔の電報じゃないんですから。
いちいち入力モードをカタカナに切り替える方が手間がかかってしまいます。
だから「全角カタカナ」も「半角カタカナ」も要りません。

「全角英数」「半角英数」は本来必要のないのです。
英数というのは半角で使うのが正しい使い方ですから、「全角英数」は必要ありません。「半角英数」はキーを打った後に文字の下に点線が出てきます。
点線が出るということは確定をしなければなりません。
ここでも一つ手間が増えてしまいます。
「直接入力」ならば、そのまま半角英数が打てて、確定の必要がありません。

「直接入力」の状態は、アメリカ人のパソコンだと思ってください。
彼らは日本語のようにひらがなや漢字を使いませんので、全角文字というものは必要ありません。
キーボードにあるアルファベットと数字、記号だけあればいいのです。
つまり変換という操作が必要ないんですね。
キーに書いてある文字をそのまま打つだけです。これが直接入力です。

英数の半角と全角はわかりにくいところがあります。

 「abcdefg」「123456」
 「abcdefg」「123456」

上が半角です。下が全角です。こうやって何文字か並べてみると、文字の幅が違いますのでわかりますが、「a」「a」このように一文字だけだったらわかりにくいですね。

英数を半角で使うということは、パソコンを使う上で非常に重要な基礎知識の一つです。パソコンに命令を与えるプログラムは、全て半角英数で書かれています。
全角というものがありません。
パソコンがもともとアメリカで開発されたということを考えると当然ですね。
パソコンは英語を元に作られた命令語しか理解できません。
つまり、パソコンはアメリカ人なんです。

普段パソコンを使う上で、
この命令語というものを意識することはほとんどありませんが、
日常的に使っている中にも半角英数でなければならないモノはあります。
「ID、パスワード」「HPアドレス、メールアドレス」などです。
これらのものは、ある意味ではパソコンに命令を与えているものと言ってもいいでしょう。HPアドレスは、「そのアドレスにあるHPのデータを持ってきなさい」ということを指示しています。メールアドレスは「このアドレスにメールを届けなさい」ということですね。

これらのアドレスを全角で入れてしまったら正しく動きません。
最近のパソコンは、間違って全角で入力しようとしても自動的に半角にしてくれる機能がありますので、あまり意識しなくても大丈夫ですが、全てのソフトがそのように出来ているわけではありません。自動的に半角にしてくれるモノに慣れてしまって、正しく半角を使うということがわかっていないと、先々とんだところでつまずくことになります。

 転ばぬ先の杖です。「英数は半角で使うもの」。

半角英数は正しく半角英数として使うことをしっかりわかっていてください。
直接入力モードであれば、半角にしかなりませんので、間違って全角に変換してしまうということを防ぐことができます。

ただし文章中で使う場合は、あえて全角英数を使う場合もあります。
半角だと文字の幅が狭いために見にくくなってしまいす。
そういう場合は意識的に全角英数を使います。
「意識的に」とうところが大事なところです。
「なんとなく全角」「なんとなく半角」ではいけません。
必ず、自分でその理由をわかっていてくださいね。


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