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メールを利用していると、突然心当たりのないアドレスから宣伝や勧誘のメールが届くことがあります。このようなメールは「迷惑メール」や「SPAM（スパム）」と呼ばれ、内容は出会い系サイトやアダルトサイト、ヤミ金融、 薬物販売であったり、「不幸の手紙」などのチェーンメールや中傷メールな どがあります。
なぜ、迷惑メールが送られてくるかというと、インターネット上の掲示板やホームページなどからメールアドレスを収集して送信したり、機械で文字や数字を組み合わせて大量にメールを送信したりするため、全く知らないところからメールが送られてくるということが起こるのです。
また、メールの内容で有名ブランドなどに成りすましてサイトへ誘導して個人情報を入力させたり、開封通知や購読解除通知などの機能を悪用したりして、メールアドレスが使われているかどうか確認し、名簿を作成することもあります。
このようなメールを受信したときに、気安くメールにあるURLをクリックしたり、添付ファイルを開いたり、返信や購読解除通知をしてしまうと「このメールアドレスは使用されている」ということがわかり、その後より多くの迷惑メールが届くこともあります。
迷惑メールを受信したときの対処法は、削除することです。
うっかりURLをクリックしてしまう前に削除してしまいましょう。
特定商取引法では「未承諾広告※」と件名にいれなければ広告メールを送ってはならないことになっています。
「メッセージ ルール」で「件名に‘未 承諾広告※’を含む場合、削除する」というルールを設定するのも良いでしょう。
中にはそんなことお構いなしに迷惑メールを送ってくる場合もあります。
送信元が同じ場合は「送信者を禁止する」設定を使うと良いでしょう。
この機能は登録したメールアドレスからのメールを自動的に「削除済みアイテム」 に移動してくれます。
「送信者の禁止」の設定方法
1．受信したメールから迷惑メールを選択します。
2．メニューバー「メッセージ」から「送信者を禁止する」を選択します。
以上で、登録は完了です。
次にそのメールアドレスから届いたメールは自動的に「削除済みアイテム」に移動されます。もし、間違って違うアドレスを禁止設定にしてしまった場合も慌てる必要はありません。以下の手順で禁止設定を解除させることができます。
「送信者の禁止」の解除方法
1．メニューバー「ツール」から「メッセージ ルール」→「禁止された送信者の一覧」を選択します。
2．禁止を解除したいメールアドレスを選択し、「削除」をクリックします。
3．削除の確認画面が開きますので「はい」をクリックします。
4．「OK」をクリックして画面を閉じると解除完了です。
また、迷惑メールの送信元アドレスが特定のドメインからの場合は、ドメイン名での禁止設定を行うと良いでしょう。
※「ドメイン」はメールアドレスの「@」より後ろの部分を差します。
例）ec@ec-conference.com の場合、ec-conferece.com の部分
「送信者の禁止」のドメイン指定方法
1．「禁止された送信者の一覧」から禁止したいドメインのメールを選択し、 「変更」をクリックします。
2．「送信者の編集」画面が開きますので、「アドレス」欄にてドメインの部分を残します。
3．「OK」をクリックの後、「メッセージ ルール」の画面で「OK」をクリックすると設定完了です。
以後、設定したドメインからのメールは自動的に「削除済みアイテム」に移動されます。
「削除済みアイテム」は「ごみ箱」のようなもので、「[削除済みアイテム]フォルダを空にする」を行わないと削除したメールが溜まっていくことになります。適宜「空にする」と行えばよいのですが、その手間も面倒な場合は終了時に空にする設定を行うと良いでしょう。
「終了時に[削除済みアイテム]を空にする」設定方法
1．メニューバー「ツール」から「オプション」を選択します。
2．「メンテナンス」タブをクリックして開きます。
3．「メッセージのクリーンアップ」の「終了時に[削除済みアイテム]を 空にする」にチェックを入れます。
4．「適用」をクリックして、「OK」をクリックします。
以上で設定完了です。
Outlook Expressを終了する時に、自動的に[削除済みアイテム]を空にしてくれます。
迷惑メールの対処法は、まず無視して削除することです。
自分で購読を始めたメルマガで読まなくなったものや、信頼できる会社からのメールは簡単な作業で解除できるはずなので、解除方法を見つけて解除するようにしましょう。
05.5.22 |
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